50歳サラリーマンのガチ起業への挑戦

アラフィフの普通のサラリーマンです。が、ある日起業することに一念発起しました。その思い立ってから起業していくまでを綴っていきます。

第5話:細分化した課題のなかから解決するものを絞り込んでみる

はしびろうです。

 

起業に向けて、どんな事に取り組むか考えています。

まだまだ構想段階ですが、ここが重要だと思い、

しっかり急がば回れで頑張っていぎす。

 

さて、第4話のところで、私が取り組む「スクラップ&ビルド」領域には

どんな課題があるのかを、マクロ的な視点で俯瞰してみました。

 

改めて、課題だけ並べてみますと以下の様になります。

<スクラップ&ビルドから脱却できない理由>

1.新築偏重な体質

   1-1. 新築需要に最適化された業界構造

   1-2. 巨大化しすぎたゆえに変われない業界構造

2.長持ちしない住宅

   2-1. 最低限の住宅を推奨する法律

   2-2.  メンテナンスはしないというマインド

   2-3.  長持ちさせても良いところのない資産価値算定ロジック

3.売れない中古住宅

   3-1. 資産価値と比例する仲介料算出ロジック(中古流通システム)

   3-2. 増加する空き家

 

あーーーー、げっそりします。

 

 

 

なんて言ってられません!

逆に、これ解決したらすごいですよね!!

もう英雄ですよね!!!

ということで、やってやります!!!!

 

では、どこから手を付けるのが良いのか考えてみましょう。

 

 

思考を整理しながら、絞っていきます。(以下↓)

 

まず、上記1の業界構造の闇については、第4話でも話した通りです。

あまりに巨大化してしまったこの建築業界を変えるには

国を動かしたり、大企業を動かしたりしなければなりませんが、

それはどんなに頑張っても無駄です。

先にも挙げた「イノベーションのジレンマ」がその理由です。

※個人的には超リーダーシップを持った首相等が出てきてくれる事を期待しますが、

   それ以外には無理です。

 

変えられるのは、これまでの概念にとらわれずに活動できる、小さくて、

スピード感があって、野望をもったベンチャーたちです。

 

このベンチャーたちは、あらゆる課題に取り組みます。

正解は誰も知りません。

それぞれが信じる世界の実現に向けて小さな変化を起こしていきます。

そして、少しずつ既存の課題を潰していきます。

小さいので、産業界を管轄する国や大企業やそこに連なる企業群にとっては

どうでも良いことですし、そんな事に対応することはできません。

何千億を売り上げている企業が、いくら新しいことだとは言え、

たかが何千万円のために、貴重なリソースを割くことは出来ないのです。

組織のトップは、もっと大きな成果が出ることを期待していますし、

実行部隊の誰もが、そんな小さなことをやりたがりません。

もっと大きなことをやるべきだと思っています。

(もしろん、そんなものはありませんが・・・)

 

そうこうするうちに、小さなベンチャーは少しずつ大きくなります。

彼らのスピード感は桁違いです。

彼らが大きくなってくると、あれおいしいかもと感じてきます。

そして既存組織が魅力的だなと気づいた時には、残念ながらもう遅いのです。

決して、後から追いつけるものでは無いですし、一気に抜かれてます。

そして死にます。

これはもはやセオリーであり、気づいていても防げないものです。

こういった事が、建築業界のあらゆる課題解決の領域で起こるはずです。

 

これは自明です。

 

ですので、私はそこの1つとして活動していきます。

 

ある課題を解決します。将来大きくなりそうなところを狙います。

 

ようやく、冒頭の整理した

2.長持ちしない や 3.売れない というところの話しになります。

 

まず

3.売れないのなかの、3-1 中古流通システムに関してですが

ここの課題は、そもそも中古住宅がコスト的に魅力がないという部分です。

これは資産価値の話しで、ちょっと大きすぎます。

一応、小さく始めながら解決していく方向はあるかなとは思っています。

詳しくは触れませんが、スケルトンインフィル等を考えていくと出口あるかも

知れないなと思ったりします。

ただ、まさに既得権益が絡んでくるのが目に見えているので、面倒かなと

思いますので、初めの1歩としては、ちょっとやめておきます。

3-2 空き家問題 については、ありかなと思います。

イデア勝負でいろいろチャンスがありそうで魅力的な感じがします。

ただリアルは、そう簡単ではなくて、きっと複雑。

相続や、ごみ屋敷、近隣トラブル、権利関係、再開発などいろいろ有りそう。

なので、キープします。

 

続いて、2.長持ちしない住宅 という問題についてです。

2-1 法律については、アンタッチャブルなのでスルーしましょう。

2-2 メンテナンスしないマインド に関してですが、ここは有りかなと思います。

日本人の気質として、メンテナンスなんてしないよーという事だときついですね。

その辺りの見極めは必要そうです。

ただし、海外ではメンテナンスするのが当たり前なのですから

参考事例は沢山あるはずです。

ちょっと有力候補としてキープします。

そして、最後 2-3. 資産価値 の課題です。

ここは法規でもあるので、ちょっときつそう。

3のところと似ています。

中古住宅でもそれが魅力的なものになれば、価値があると感じてくれる様になれば

自ずと資産価値になるロジックが出来上がるのかなと思います。

ですので、これはやめておきます。

 

ということで、ここまで見てきた中で、

私が有力そうだと思った領域は下記の2つになりました。

①空き家なんとかしちゃおうよ系

②メンテナンスしちゃおうよ系

 

うーん、いい感じです。

 

どっちにしたらいいですかね??????

 

はじめは、この段階で悩んだら、将来大きくなりそうな市場の方を選ぼうと

考えていました。

けれども、どちらもそこそこ良さそうな感じがします。

なので、その観点では絞れないです。

どうしましょう????

 

 

ここで更に調査する必要がありそうです。

 

何故なら、いったん決めたら、一生そこに身をささげることになるくらい

重大な決断だからです。

また、世界を救えるか救えないかの分かれ道だからです。

大袈裟ですね(笑)

 

リアルにどんな問題があるのか。

どんなベンチャーがいるのか。

社会システム(法規や税制や政策など)はどうなっているのか。

 

この辺りを検討すべきですね。

 

それがロジカルで良いのでしょう。

 

ただ

 

 

 

 

 

 

 

それよりも大事な決定要素があります!

というか、そう感じてきています!

 

それに従って決めます!!

 

そして行けそうなところを1点突破します!!!

 

 

みなさま、請うご期待!!!!